【それからの僕にはマラソンがあった】
多忙や人間関係により心身ボロボロになったときに走りはじめた、「暮らしの手帖」の前編集長、松浦弥太郎氏著。
わたしも、
心身ボロボロになったことがあり、
陸上部でもなかったのに突如走りはじめた、
という似たストーリーを持っているからか
松浦さんの言葉には共感できるところが多かった。
走っていると
ふだん使わない感覚が働くようになる。
空の色や雲の様子、風の匂い。
それらに心を向けているうちに
自分の頭や心を支配していたことから解き放たれて、リラックスできる。
ランニングは心と身体のコンディションを整えてくれてる。
いつも新しいことに、次から次へとチャレンジしていきたいと思っています。そのためには強靭な身体がどうしても必要なのです。
とても、わかる。
やりたいことがあったとき
心と身体の状態がよいことに越したことはない。
身体の声を無視して
精神論でどうにかしようとすると
不都合が出てくる。
心の声を無視しようとすると
こんがらがってうまくいかない。
心に余裕がないと素敵なものを見落としてしまうし
体力に余裕がないと、素敵なことが眠っている場所までたどり着けない。
日々の中に転がっている
心が躍るような素敵なことを見つけたいなら、
心身のコンディションを整えること、
ほんとに鍵だなって思う。
最近走り始めたよ、っていう人におすすめ。
走ることのよさを言語化してくれているから
きっと、ビビビッとくるはず。