kirin87 MEMO

読書記録 の めも用紙

【それからの僕にはマラソンがあった】

それからの僕にはマラソンがあった/松浦弥太郎

 

 

 

多忙や人間関係により心身ボロボロになったときに走りはじめた、「暮らしの手帖」の前編集長、松浦弥太郎氏著。

わたしも、
心身ボロボロになったことがあり、
陸上部でもなかったのに突如走りはじめた、
という似たストーリーを持っているからか
松浦さんの言葉には共感できるところが多かった。

走っていると
ふだん使わない感覚が働くようになる。

空の色や雲の様子、風の匂い。

それらに心を向けているうちに

自分の頭や心を支配していたことから解き放たれて、リラックスできる。

ランニングは心と身体のコンディションを整えてくれてる。

 

 

いつも新しいことに、次から次へとチャレンジしていきたいと思っています。そのためには強靭な身体がどうしても必要なのです。

 


とても、わかる。

 

やりたいことがあったとき
心と身体の状態がよいことに越したことはない。

身体の声を無視して
精神論でどうにかしようとすると
不都合が出てくる。

心の声を無視しようとすると
こんがらがってうまくいかない。

心に余裕がないと素敵なものを見落としてしまうし
体力に余裕がないと、素敵なことが眠っている場所までたどり着けない。

日々の中に転がっている
心が躍るような素敵なことを見つけたいなら、

心身のコンディションを整えること、
ほんとに鍵だなって思う。

 

最近走り始めたよ、っていう人におすすめ。

走ることのよさを言語化してくれているから

きっと、ビビビッとくるはず。